年金積立金運用「知らない」が8割 内閣府調査
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- 2010-12-14 12:00
内閣府は「年金積立金の運用に関する世論調査」を11日付で発表しました。
それによると、2009年度末現在で約128兆円の公的年金の積立金の運用に「関心が ある」「どちらかといえば関心がある」と答えた人は、合わせて61%でした。
一方、「関心がない」と答えた人は37%で、その理由(複数回答)については、「難しいイ メージ」が最も多く36%、続いて「運用されていることを知らなかった」が33%でした。
積立金の運用結果は、2008年度には収益率がマイナス6.9%と落ち込んだのに対し 2009年度にはプラス7.5%に回復しています。
このことについて公表されていることを知らなかった」人は88%、 運用結果を「知らなかった」「あまり知らなかった」と答えた人は合わせて83%でした。
厚生労働省の担当者は「情報発信の方法を考えていきたい」としています。 調査は10月14日から同24日まで、全国の成人男女3000人を対象に対面で実施。 有効回収率は66%でした。