口蹄疫、予備費で緊急対策/まん延防止へ現地本部〜政府
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- 2010-5-18 8:38
急に大事になったような報道となっていますが、もともとの話は3月末に出ていたわけで,この期に及んでの政府の慌てぶりには「今まで何をしていたのか」と首をかしげたくなります。
(以下 日本農業新聞 2010.05.17より引用)
政府は17日、感染拡大が深刻化する宮崎県の口蹄(こうてい)疫問題で、鳩山由紀夫首相を本部長とする対策本部を設置し、当面の対応策を決めた。
2010年度予算の予備費を緊急支援対策に充当するほか、宮崎県に省庁横断の現地対策チームを派遣し、山田正彦農水副大臣がまん延防止対策で陣頭指揮をとる。
緊急対策の予算規模をめぐっては、政府・与党内に1000億円規模の見方がある一方で、財務省は慎重な姿勢を示しており、今後、政府内の調整が本格化する。政府対策本部の会合に先立ち、首相官邸を訪問した赤松広隆農相は記者団に「万全の態勢でやるべきことを確認した」と述べた。
鳩山首相は対策本部の初会合で「農家のみなさんに安心してもらえる状況を作る」と述べ、宮崎県と政府の連携を強化して対応する考えを示した。 対策本部は当面の対処方針として、?消毒ポイントの増設、要員の増員を通じた防疫対策の徹底?畜産農家の生活支援、経営再建?国の支払い金の迅速化――などを確認した。宮崎県に設ける現地対策チームは?感染拡大を防ぐ防疫態勢の強化?農家などへの迅速な経済支援?省庁間の調整連絡――の3グループで編成、関係省庁から19人の担当責任者を派遣する。
(引用ここまで)