OKI子会社の社員の自殺 労災認定
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- 2011-2-9 10:30
OKI(沖電気工業)から子会社に出向して勤務していた30代の男性システムエンジニアが鬱病と診断された後に自殺したことに対し、亀戸労働基準監督署が過労による労災と認定したことが7日に分かりました。
代理人の川人博弁護士によりますと、男性は1998年に沖電気に入社し、2005年に沖電気ネットワークインテグレーションに出向しましたが、2008年6月の配置転換後の2か月間の残業が月100時間を超え、うつ病を発症したということです。男性は、自宅療養から復帰した後の2009年8月に自殺。10年6月に遺族が労災申請し、今月3日に認定されました。
川人弁護士は「復職後、産業医は残業は月20時間までと制限していたが、会社は20時間を超す残業を男性に課していた」と話しています。沖電気工業の広報担当者は「認定の確認がとれておらずコメントは差し控えたい」としています。