姫路年金事務所の職員が保険料着服容疑で告発へ 兵庫県
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- 2011-4-18 16:00
日本年金機構は15日、姫路年金事務所(姫路市)の男性職員が企業から徴収した滞納保険料114万円を着服したとして、近く業務上横領容疑などで県警に告発すると発表しました。職員は着服を認めているいいます。
機構によると、職員は厚生年金徴収課で保険料滞納企業への督促・集金を担当してましたが、昨年2月から今年3月までの間、6社から計13回に分けて集金した現金114万円を規定通りに日本銀行に入金せず、着服したとしています。これ以外にも09年2月以降、一時的に着服したことも認めているという。
通常、機構は企業に発行した領収書控えと銀行への銀行記録を付き合わせて確認していますが、日常的なチェックが甘く、上司も不正に気付かなかったといいます。4月7日の定期検査で不正が発覚しました。機構は「厳正に処分するとともに、再発防止に努める」と話しています。