一澤帆布の賃金未払い訴訟、和解成立
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- 2010-8-4 10:40
先代会長の遺言書を巡る兄弟間の相続争いの影響で営業が停止している布製かばんの老舗「一澤帆布工業」(京都市東山区)の従業員ら7人が、同社に未払い賃金の支払いと地位確認を求めた訴訟が京都地裁であり、7月13日付けで和解が成立していたことが、2日に分かりました。。
自宅待機となっていた従業員らは会社の都合による「合意退職」とし、会社側が1人あたり228万〜378万円(計1842万円)の和解金を支払う内容で決着したということです。
従業員らは、基本給が4割カットされるなどの労働基準法違反行為があり、うち契約社員1人は従来の半年ずつの契約が更新されず昨年10月末で雇い止めされたなどとして、12月に提訴していました。