県建設業厚生年金基金、不明金で調査委が初会合
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- 2010-9-15 18:00
県建設業厚生年金基金(長野市)で多額の不明金が出ている問題で、同基金は14日、実態解明のために設けた調査委員会の初会合を同基金事務所が入っているビルで開きました。 同基金は12日に、会員から集めた年金掛け金の一部、計約21億9千万円が不明になっていると発表しています。掛け金を管理していた男性事務長(52)が9日以降に行方不明となり、着服した疑いがあるため、同基金は11日に長野中央署に被害届を提出しました。
初会合は、冒頭以外は非公開でしたが、会合開始前には、連絡が取れなくなっている事務長がここ数年、頻繁に海外渡航を繰り返していることが明らかになったことなどを話題にし、困惑の表情を浮かべる委員もいたということです。 一方、同基金から相談を受けている長野中央署も14日午前、同ビルに出向き、事情聴取を始めました。