青森 「職安ミスで助成を受けられず」起業の夫婦が国を損賠提訴
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- 2010-9-24 22:46
ハローワークの誤った説明で創業のための助成金を受けられなかったとして、青森市内の夫婦が国に約492万円の損害賠償を求める訴訟を22日までに青森地裁に起こしました。
提訴したのは、同市内にマージャン店を開いた夫(67)と妻(59)で、訴状によると夫婦は失業者の創業を助成する「受給資格者創業支援助成金」を利用し、青森市内で創業しようと計画。09年3、4月に県内のハローワークでマージャン店が助成の適用対象と説明されたため、09年7月ごろに開店しました。
しかし今年6月にハローワークからマージャン店は助成対象外と告げられ、申請期間を過ぎていたため夫婦は別の業種で申請することもできず、ハローワークは賠償の求めに応じなかったといいます。 ハローワークの上部機関で助成金を所管する青森労働局は提訴について、「誤った説明をしたのは事実だが、詳しい経緯は調査中」としています。