用語集

 景気変動や業績悪化等の理由で企業が操業の短縮を行う場合、労働者を企業在籍のまま一時期休業させること。労働基準法第26条に定める使用者の責による休業に該当するため休業期間中は労働者に平均賃金の60%以上の手当を支払わなければならない。

 人材の流動化に伴う再就職援助サービス業の一形態。経営の効率化を望んでいる企業が、アウトプレースメント会社と契約を結び、アウトプレースメント会社は辞めてほしい社員を円満に退社させ、カウンセリングや研修（トレーニング）を行い、再就職のための支援を行う。

人材紹介・あっせん業とは個人から斡旋料をとらず、企業がアウトプレースメント会社に契約料を支払いという点で異なる。

 再雇用を前提として、使用者が会社都合で労働者を一時的に解雇すること。米国においてはレイオフと呼ばれる一時解雇制度が一般化している。これは、労働者に雇用の優先順位をつけ、再雇用の際にはその優先順位に基づいて行うという制度である。

高業績者に共通してみられる行動特性のこと。ある職務や役割において優秀な成果を発揮する行動特性。各職務や職位などに必要なコンピテンシーのレベルをモデル化することで人事管理に応用される。

認定農業者や青色申告者等である担い手に対して、国から保険料助成がある年金。確定拠出型の年金制度であり、受け取る年金額は保険料と運用益で決まる。加入者数や受給者数の動向に左右されにくい、財政上安定した制度となっている。おさめた保険料は全額が社会保険料控除の対象とすることができる。