お知らせ/助成金情報
トピックス : 通勤手当を24年間で318万円不正受給 都職員を処分
東京都監査事務局は3日、同局の50代の男性職員が、1989年2月から今年5月までの24年間にわたって通勤手当計318万円を不正受給していた、と発表しました。今年5月の局内での内部調査の際に、本人が申告したことで明らかとなり、東京都は、この男性職員を3日付けで停職15日の懲戒処分としました。また、法律の返納義務がある過去5年分の計73万円を返納しているということです。
同局によると、男性職員は通勤経路のうち、自宅から最寄り駅までの移動を「バス通勤」と届け出て、月におよそ1万円の通勤手当を受給していましたが、実際には「バスの本数が少なく不便」として無許可で自家用車を使っており、不正受給分は駅近くの駐車場代に充てていたということです。同局では「今後、研修や通勤手当の実態把握などを通して、再発防止に努めたい」と話しています。
トピックス : 「ブラック企業」無料労働相談、1日で1千件が寄せられる
厚生労働省は、9月を「過重労働重点監督月間」として、9月1日に全国8ブロックで無料の電話相談を実施したところ、1日の電話相談に1042件の相談が寄せられました。
「残業代不払い」についての相談が最も多い結果となりました。過重労働が疑われる企業などに関する相談を踏まえ、労働基準関係法令違反が疑われる企業に監督指導する方針です。 9月2日以後も、都道府県労働局と労働基準監督署で電話相談を受け付け、また開庁時間外は厚生労働省のホームページ内の「労働基準関係情報メール窓口」でも相談や情報を受け付けています。
厚生労働省ホームページ:若者の「使い捨て」が疑われる企業等に関する無料電話相談について
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/wakamono/index.html
トピックス : 公的年金運用益、4〜6月2.2兆円黒字 4四半期連続
公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は8月30日、今年4〜6月の運用実績が2兆2,100億円の運用益が出たと発表しました。 黒字は4四半期連続で、運用利回りは1.85%でした。6月末時点の運用資産額は3月末に比べて5463億円増の121兆116億円となりました。
4〜6月期の運用資産別の収益率は国内株式が9.7%、外国株式が6.14%、外国債券が4.01%でした。株価の上昇に加え、円安の影響で外国資産の評価益が膨らんだためです。一方、国内債券は1.48%のマイナスでした。原因としては、金利が上昇し国債が値下がりしたためだといいます。
トピックス : 厚労省 平成25年度版労働経済白書を発表
厚労省は30日、25年度版労働経済白書を発表しました。
発表によりますと一家の所得が年300万円を下回るような低所得世帯で、非正規労働者の世帯主が22年時点で約150万人に上るとこを明らかにし、キャリアアップ支援など通して、雇用安定や処遇改善を図ることが重要と指摘しました。
また職務や勤務地、労働時間が限られた「限定正社員」を普及進める様に提言し、働き方の多様化は「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)実現につながる」としました。
トピックス : 7月の完全失業率3.8%に改善、4年9カ月ぶり
総務省が発表した7月の完全失業率(季節調整値)は0.1ポイント低下した3.8%となり2か月連続で改善しました。
完全失業率が3.8%に低下するのはリーマンショック当時の2008年10月以来で4年9カ月ぶりとなり、特に女性は3.3%となり、これは1997年9月以来となり15年10カ月ぶりの低水準となりました。
総務省では雇用情勢は「持ち直しの動きが続いている」と判断しています。